788: 名無しさん@お腹いっぱい。 ↓ 2007/11/05(月) 03:36:47 ID:QKllvD98 [Res (2/2)]
「俺様は悪魔だ、意地悪しに来たぞ」
「うええええ、怖いよー」
「違う違う、おまえの願い事を叶えに来たんだ」
「願い事?子犬が欲しいかな」
悪魔はつかさに大型犬をプレゼントしました
つかさの前に、また悪魔が現れました
「やい、願い事を言え」
「この前はクッキー(犬の名前)有難う」
「お礼はどうでも良いんだ、何か願いはないのか?」
「うーん、お菓子造りの家に住んでみたいな」
悪魔は壊れかけてた神社を樫作りに変えていきました
つかさの前に、また悪魔が現れました
「なぜおまえは一人で料理を作ってるんだ?」
「今日は皆揃って忙しいから、私が作ってるんだよ」
「寂しくないのか?」
「悪魔さんが来てくれたんだもん、寂しくないよ」
悪魔は当分の間、つかさの前に現れなくなりました
数年後、久しぶりに悪魔がやってきました
つかさはベッドの上で涙を流しながら眠っていました
テーブルの上には死んだクッキーへの手紙が置いてありました
「天国で元気に暮らしてね…さようなら、クッキー」
悪魔は天国へ飛んでいきました
「クッキーっていう犬が居るだろ、俺様が意地悪して生き返らせてやる」
終